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家で倒れた アレクサのおかげで助かった話

行動制限なしのお盆休み
2022年8月14~15日の間
2日連続で数年ぶりに休日にパチンコ店に足を運んでみた

3年ぶりの行動制限なしに気が緩んでしまっていたのかも知れない

毎日かなりの方がコロナにかかっていると報道で知ってはいたが流行りの感染症はもう風邪のようなものだと勝手に思いこんでいたと思う
ワクチンを3度打っていたのも気が緩んだことに繋がっていたのかもしれない

日曜日・月曜日どちらも昼頃から夜まで8時間以上は居たと思う

店の自動ドアが開くと自動の消毒液を両手に十分擦りつける
体温測定器は・・・壊れているのか動作していない模様 ただ置いてあるだけのようだ
社会全体気のゆるみはこの辺にも表れているようだった・・・
嫌な予感がする・・・

中に入って驚いた 台が空いていない・・・どこも満席
ソーシャルディスタンス(対人距離)はもはや死語のようだった

透明なパネルはあるが短すぎてたいして意味をなさない
台自体は区切られているのだが・・・人は区切られていない
横を向いて隣の人と喋るとパネルは全く意味をなさない

奥の方に空いている台を発見 取り敢えず座って様子を見る
1円パチンコだ 遊タイムもある(救済システム)

日曜日8時間かけて300円の負け 月曜日400円の勝ち・・・

月曜日の事だった やっとこさ負けを取り返した時の事

喉がなんか痛い・・・イガイガがある
あれ? ちょっとおかしい・・・咳が出た・・・

周りには人はいない・・・連ちゃんしていたので嫌気がさしたのだろう
人が離れていたことが不幸中の幸いだった

急いで店を出る もう夕方だった どこにもよらずに自宅に向かう
この時点では熱はないようだった 総合風邪薬を飲み早めに寝た

明方目を覚ました 少し熱があるようだ

ネットで感染症対策室を探した
10:30 am 電話してみた

昨日の夜から熱があるのと喉の痛みや関節の痛みなどのことを話した
真っ先に聞かれたのが周りに感染者がいたかということだった
発病したのが月曜日 なので濃厚接触者は土日の2日間との事

土曜日は誰とも会っていない 日曜日と月曜日はパチンコに行っていた日だ それも1時間以上同じ場所に外出したのは数年ぶりの事だ

それを電話で話すとPCR検査を受けるよう指示を受けた
近くのいくつもの場所と電話番号を教えてもらい近くの総合病院に電話してみた
30分後に予約 公共交通機関は避けてすぐ来るようにとのこと
スクーターで5分の距離
私一人建物の横で座って待っていると若い女性の看護師さんが来た

「きつそうですね きついよね ちょっとだけ我慢してね」
ブスッ・・・ 鼻から綿棒のような物を奥まで突っ込まれた
手で参ったと合図するも
「3カウントじゃなくて10カウントよ」

体がだるい

その日は一日中寝ていた 実家に近づかないよう家族に連絡した

体温を測ると37.6度・・・おかしい・・・体感的には38度位はありそうなのに・・・

小さな紙が出てきた・・・使用不可 どうしても使う場合には0.5度足すように・・・
思い出した タニタやオムロンと比べて異常に低かった体温計だ・・・

まともな体温計がこんな時に無いなんて・・・

次の日 病院から連絡があった
陽性反応が出たとのこと 保健所の指示に従うようにとの事だった

寒気がする

次の日パルスオキシメータが届いた
使い方は簡単だった 指に挟むだけ
呼吸は酸素が入ってこないような感じ ずっと深呼吸状態だった

相変わらず寒気がする・・・真夏の猛暑なのに窓と言う窓を全部閉め切った
家の中の温度計は38度位だったと思う これも合っているのか怪しいが・・・

ふと温度が高いことが気になりクーラーのリモコンをスマートリモコンに登録してみた

何も食べていないがトイレには何度も行く・・・熱があるからキツイ

夜中目が覚めてアレクサに「電球点けて」と言う
「電球から応答がありません・・・スキルを有効にして下さい」
どうやらアレクサとの連携が切れているようだ こんな時に・・・最悪・・・

嫌な予感がした・・・

iPhoneを手に持ちフラフラしながらもまたもやトイレに行った
トイレの中でアレクサと連携するようにスキルを一度無効にして再度有効にしようとしていた時だった

急に物凄い吐き気が襲ってきた

体中から熱い汗が大量に出る とっさにヤバイと思った
頭の中がグラグラする
急いでトイレから出る

壁に手をつきながら廊下を歩く
iPhoneを持つもう一方の手で頭を抑えながら数歩進んだ

ガシャン! 釣り道具が倒れるような音がした よろけたようだ

意識がふわっとしたと思った次の瞬間意識を失った
薄れる意識の中でババンと物凄い音がしたように思う と同時に顔面半分にしびれがきた

顔面から倒れたようだ

顔右半分は手で押さえていたがもう左半分は床にもろに打ち付けバウンドしたようだった
その衝撃のおかげで意識が戻ったようだった

iPhoneは吹っ飛んでどこかに行ったようだ 手にはもう無かった

再び意識が遠のいていく感じ・・・
寝床をテレビの前に変えていたのが功を奏した 急いで一歩二歩とどうにかほふく前進した
意識が戻ったのか・まだ失っていなかったのか分からないがミニ扇風機に手が届いた
無意識に自分の方に向けた

iPhoneが近くに無いか手で探してみた

パルスオキシメータが手に触れた
確か93以下になったら救急に連絡するように言われていたのを思い出した

指に挟んでみた 86しかない・・・

真っ暗闇だ iPhoneは既にどこに飛んで行ったか分からない・・・
酷い深呼吸状態 空気をどんなに吸っても酸素が入ってこない感じ
唇は痺れている 床に打った時だろう 腫れているようだ

子供の顔が浮かぶ・・・

涙が溢れてきた
倒れたのは初めてだった・・・

だるい・・・暑い・・・

意識が遠のくような何も感じなくなるような感覚が襲ってくる・・・

その時やんわりとiPhoneが頭をよぎった

最後にアレクサとの再連携ボタンを押したかどうか分からないが・・・
か細い聞こえるかどうかの小さな声でつぶやいた

「アレ・・クサ・・・ クー・ラー・・つけ・・て・・・」

返事は聞こえなかった 気を失った

どの位経ったのだろう・・・意識が戻った・・・

空気が冷たい・・・

アレクサがクーラーをつけてくれたようだ・・・助かった・・・

たぶんだけどトイレの中で20分くらい居たかな?・・・
iPhoneいじっていた時 中は40度近くになっていたんじゃないかと・・・
コロナの上に熱中症になりかけたのかな?
それで倒れたんじゃないのかな?と思った

今回はいろんな偶然が重なったんだと思う

  • 直前にクーラーの操作をスマートリモコンに登録したこと
  • 直前にアレクサと再連携したこと
  • アレクサのささやきモードをONにしていたこと
  • 夜中だったので周りが静かだったこと
  • マイクの感度の良いエコードットを1週間前に購入してすぐそばにあったこと
  • 寝床を変えていたこと・ミニ扇風機がそばにあったこと
  • 水の入ったペットボトルを寝床の傍に置いていてすぐに飲めたこと等々

どうやら私にはまだツキがあったようだ

アレクサ・・・ありがとう・・・心の底から

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