夜中あまりの寒さに目が覚めた
布団からなかなか出られない
暫くもぞもぞしていたが上衣を羽織り起きることに
パソコンの電源を入れる
足がとても冷たい
ストーブを付けようとして止めた
ふと足湯が脳裏に浮かんだ
温泉の湯が流れる溝に足を入れ浸かる
昔よく遊びに行った場所を思い出した
給湯器のスイッチを入れた
温度は48℃に設定
バケツに湯を貼りタオルも準備した
ゆっくりと静かに足を入れる
暖かい・・・
冷え切った空気の周りに湯気が立つようだ
何か飲もう
トランギアのケトル で湯を沸かす
珈琲を淹れるか・・・アイリッシュコーヒーもいい
だが真夜中だ 気分的にここはホットウイスキーにするか・・・
ホットウイスキーにすることにした
さて・・・問題はウヰスキーを何にするかだ
香りが欲しい ピートの香りだ
ラフロイグにすることにした
耐熱グラスにラフロイグを45ml程目分量で注ぎお湯で満たす
甘味は加えない シナモンスティックも添えない
私だけの「ホット・ウイスキー・トディ」・・・
いや ただのお湯割りだ・・・
飲み干すころには身も心もすっかり温まった
ラフロイグをお湯で割って飲むのは初めてだった